商品発表会について(7/23@Brew)日時:7月23日(火) 13:30~15:00(受付13:00)場所:STUDIO Brew(高知県高知市はりまや町1-5-9)発表会参加フォーム(参加予定者にはお土産を用意しております)土佐和紙コーヒーフィルター「 瑠璃紺 Rurikon 」とは株式会社イノウエ(本社:高知県土佐市高岡町乙211、代表:井上富妃)は、2024年7月1日(水)に土佐和紙コーヒーフィルター「瑠璃紺Rurikon」をリリースいたします。「瑠璃紺Rurikon」は、楮(こうぞ)と植物繊維の中でも一番強度が強いとされている苧麻(からむし)を使い、薄いながらも強度のあるフィルターです。2つの長繊維により目が大きく、お湯の透過スピードが速いためコーヒーの風味をダイレクトに感じられます。天然繊維にこだわる土佐和紙これまでの弊社の和紙は、主に建材として障子やふすまなどに使用されてきました。1990年代までは、まだマンションに和室がありましたが、住宅事情の変化はすさまじく、近年の小売店の減少、紙問屋の縮小と大打撃を受けてきました。このような状況の中においても実直に天然繊維での抄紙にこだわり、機械化できない原料の楮(こうぞ)の精製作業を続けてまいりました。〜美しい楮になるまで〜手間暇をかけて丁寧に作っています。和紙の新しい活路コロナ前のインバウンド需要の高まりに和をテーマにしたホテルのアメニティーグッズとして、和紙のコーヒーフィルターの製作を打診されました。はじめは、フィルターでコーヒーの味が変わるものなのかと不安に思っておりましたが、試作してみると、コーヒーに詳しくない自分にも分かるほどの違いがありました。多くの市販のペーパーフィルターは木材パルプで出来ています。弊社の従来品に木材パルプを少量入れておりましたが、開発途中の試飲で、紙臭さが気になるなど意見が出て、配合を少なくしたこともあり、思い切って、木材パルプを一切使用しない新製品として「瑠璃紺 Rurikon」を開発いたしました。今まで培った技術で、土佐和紙コーヒーフィルター「瑠璃紺 Rurikon」は薄くても強度のあるフィルターに仕上がっております。その後更に改良し、持ち手にもなる「みみ」部分をつける形状に変更、天然繊維にもこだわり、オーガニックコットンの糸で縫製しております。糊やテープ不使用!やさしく汎用性があるパッケージラッピングコーディネーターとして土佐和紙の魅力を発信されるcocoro*kurumu代表の田原あけみさんにご相談し、糊もテープも使わず、外側の和紙やラベルを変えるだけでもさまざまなデザインの可能性、OEM等などにも対応できる仕様に仕上がりました。今後の展開コーヒー豆とセットにして、Chikamori -チカモリ- さんの化粧張りの箱でのギフト展開や、ふるさと納税への出品も予定しています。ご利用いただいた感想sommmarlek coffee roaster / 礒部仁孝さん最初の蒸らしの段階でも抽出スピードが早くてびっくりしました。原産国・産地・農園・品種により変わる農産物としての豆の特徴をストレートに引き出す世界共通の手法 “カッピング”の感覚に近いのかなと。同じ豆でも、フィルターの違いで味わいが変わり選んでいただく幅が増えるので、ぜひ取り入れたいと思いました。藁屋 WARAYA / 笹 隼也さん抽出液の透過スピードがいつものフィルターと比べて違いました。土佐和紙コーヒーフィルター「瑠璃紺 Rurikon」の方が早いと感じます。雑味が少なく、すっきりとした味になった印象で、豆の良い部分だけをぜいたくに感じられるペーパーなんじゃないかなと思いました。喫茶アガータ / 渡邊 守雄さん業務用ペーパーと比較すると、雑味がなく、コーヒー本来の味をよりいっそう引き出せていると感じました。また、粉量、粒度を変えることで、薄め、濃いめとめりはりのある鮮明なコーヒーを抽出することができ、お気に入りのコーヒーもペーパーを替えるだけでさらにおいしくなると思います。お問い合わせ株式会社イノウエ本社所在地:高知県土佐市高岡町乙211番地代表取締役:井上富妃事業内容: 機械漉き和紙製造業設立: 大正時代初期。昭和47年機械化。平成2年設立https://www.tosa-washi.com/ お問い合わせフォーム<制作クレジット(敬称略)>●商品開発株式会社イノウエ●アートディレクション&デザイン町田美紀(株式会社and.)●撮影黒川貴(株式会社アリガトウデザインコンサルティング)●撮影&リーフレット協力礒部仁孝(sommarlek coffee roaster)●リーフレット協力渡邊 守雄(喫茶アガータ)笹 隼也(藁屋 WARAYA)●貼り箱製作Chikamori -チカモリ- ●和紙パッケージ監修田原あけみ(cocoro*kurumu)●ブランディング支援押岡洋子(高知県よろず支援拠点)株式会社イノウエ株式会社イノウエは、高知県中部に位置する土佐市にあり、この地で大正時代初期から続く和紙工房です。仁淀ブルーとたたえられる美しい仁淀川流域で、靭皮繊維(天然繊維)のみを原料とした土佐和紙を作っています。